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ミノフスキー粒子発生装置

ミノフスキー理論応用兵器体系(ミノフスキーりろんおうようへいきたいけい、Minovsky-theory Applied Weapon System: M.A.W.S)は、『機動戦士ガンダム』への後付け設定として雑誌企画『ガンダム・センチネル』より登場する用語の一つ。ミノフスキー物理学を軍事技術に転用して生み出された各種兵器の総称である。

ミノフスキークラフト等の文献に登場するが詳細は不明。宇宙世紀の技術装置ではないが、似たような技術装置は機動戦士ガンダム00に登場するGNドライヴである。ただし、GNドライヴは粒子発生装置(この粒子はGN粒子)だけの機能所持するだけではなくジェネレーターの機能も有する。宇宙世紀の技術装置で言えばミノフスキー粒子発生装置+熱核反応炉の技術装置であるといえる。

ジェネレーター技術
ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉
ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉(ミノフスキー・イヨネスコがたねつかくはんのうろ)は、『機動戦士ガンダム』への後付け設定として『ガンダムセンチュリー』より登場する、ジェネレーター技術及び装置の一種。宇宙世紀のモビルスーツや艦船などはほぼ全てがこの熱核反応炉を使用している。

基本的にヘリウム3と重水素を燃料とし、原子核融合を起こすことでエネルギーを得ている。その際ミノフスキー粒子の立方格子構造を利用して、プラズマの安定や放射線の遮断、核融合エネルギーの電力変換などを行っている。このような構造によりミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉は従来の核融合炉以上の小型化と安全性を実現した。さらにUC100年代に入って、核融合寸前の状態にした燃料をIフィールドを通じて炉心に送り込み反応させることで、さらなる小型化と大出力化、容易な出力の可変を実現した新型熱核反応炉が開発された。なおヘリウム3と重水素を用いた核融合では反応前と反応後で粒子数の変化がないため、核融合炉ではなく核反応炉という名称となる。

『機動戦士ガンダム』などではこの熱核反応炉が爆発するような描写があるが、核融合は暴走することはないため、本来は爆発することはない。このため、一部の資料では熱核反応炉を構成する冷却装置などの装置が爆発するだけであり、熱核反応炉自体は爆発を起こさないと記述されている。ただし、劇中のように炉本体を破壊された場合、熱プラズマ化した燃料が高温を周囲に放ちながら拡散する“爆発に似た”現象は起こりうる。ただし新型熱核反応炉に関してはその構造上、最悪の場合核爆発を起こすと言われている。

熱核反応に使用するヘリウム3は主に木星で採掘され、地球圏に供給される。このため、ヘリウム3を運搬する木星船団公社は、あらゆる軍事組織からも攻撃の標的とならない中立で不可侵の領域となっている。

ミノフスキー粒子散布技術
M弾頭
M弾頭(ミノフスキーだんとう、M-Warhead)は、『機動戦士ガンダム』への後付け設定として『ガンダム・センチネル』より登場する、ミノフスキー粒子散布技術及び装置の一種。

ミノフスキー粒子とビーム撹乱幕をおさめたミサイルのことである。一年戦争時のパブリクにて使用されたビーム撹乱幕弾頭を発展させたもので、ミノフスキー粒子を散布するとともにビームを使用不可能にするという兵器であるため、使用は慎重に行わなければならない諸刃の剣といえる。

ビーム兵器関連技術

メガ粒子砲
メガ粒子砲(メガりゅうしほう、Mega Particle Cannon)は、『機動戦士ガンダム』より登場する、ビーム兵器の一種。設定自体は『ガンダムセンチュリー』による後付けである。

主に艦船に搭載されている攻撃兵器の一種。前述のメガ粒子を砲身内部で加速や収束を繰り返し、破壊力を増した上で打ち出す兵器である。ここまでの過程を実行するには、他の粒子を使う荷電粒子砲よりは小型に収まると言えども、必然的に装置が大型になる。そのため、開発当初は戦艦の兵器としてしか利用できなかった。しかし、レーザーと比べて4倍近いエネルギー変換効率をほこり、中性粒子ビームや荷電粒子ビームより優れた特性を持つため、宇宙世紀において主力兵器の地位を得ている。

メガ粒子砲には主に、かつて戦艦にあった砲塔と同じような形をした通常タイプと、砲塔を回転させずにメガ粒子の射出角度を変えるため砲口にIフィールドによる偏向機能を備えた偏向型、意図的に収束率を下げてビームを拡散させ連射性と命中率を向上させた拡散ビーム砲の3種がある。

しかし、後に外付け式のカートリッジ内に予めメガ粒子を縮退寸前の状態のまま保持するエネルギーCAP技術の確立によって、メガ粒子発生器が省略化され、モビルスーツに搭載可能なレベルにまで装置の小型化が進んだ。このデバイスはビームライフルと呼ばれ、原理的にはメガ粒子砲と同じものである。また、MSやライフルの機種によっては連射が可能で、隙もなく敵を狙い撃てる。ただし、スペック上の出力が同じではあるものの、単位時間内に放射されるエネルギー量の点ではジェネレータ直結型メガ粒子砲には及ばず、一長一短がある。

後にはモビルスーツでも使用可能なメガ粒子砲であるメガランチャー(Mega launcher)も開発され、グリプス戦役期から第一次ネオ・ジオン抗争期に使用された。こちらは内部にジェネレーターを内蔵している部分で主なビームライフルタイプとは区別されるが、後にはメガランチャーとビームライフルを兼任するタイプも登場した。ΖΖガンダムの2連装メガビームライフルなどは手持ち火器のサイズでありながらデバイス内に独自のジェネレータを内蔵し、メガ・バズーカランチャー並みの威力を備えている。

以後、メガ粒子砲とビームライフルの区別は曖昧となるが、主に機体に直接内蔵されるものがメガ粒子砲、手持ちの銃型のものがビームライフルとして区別される。

エネルギーCAP
エネルギーCAP(エネルギーシーエーピーもしくはエネルギーキャップ、Energy CAP: Energy Capacitor)は、『機動戦士ガンダム』への後付け設定として『ガンダムセンチュリー』より登場する、ビーム兵器関連技術及び装置の一種。英語読みでエナジーCAPともいう。

縮退、融合してメガ粒子になる直前のミノフスキー粒子をそのままの状態で保持する装置で、これを用いて独力でメガ粒子を発生させる装置を搭載する必要がなくなり、モビルスーツが携帯可能なメガ粒子砲、すなわちビームライフルの開発に繋がった。また、ビームサーベルにもこの技術が使われる。

一年戦争後には取り外し式のエネルギーCAPであるEパック(エネルギーパック、Energy Pack)が実用化され、ビームライフルにおいてはその後の標準となった。


防御技術
ビーム攪乱幕
『機動戦士ガンダム』第35話ソロモン攻略戦において地球連邦軍が使用したメガ粒子砲防御兵器。ガス状の気体で、散布された空間にメガ粒子砲のビームが通過すると拡散されて威力を失う。ジオン側も同様の兵器を開発しており、防御技術としては一番低いレベルだったと推測される。連邦軍はパブリク、ジオン側はジッコにそれぞれ大型ミサイルと爆弾の形で搭載した。欠点としては、ガス状のため時間が経つと拡散して効力を失う事や、自軍もメガ粒子砲が使用できなくなる事である。なお、至近距離ではあまり効果が期待できないらしく、遠距離からのビームの防御用と考えられる。劇中ではメインの攻撃ではなく陽動部隊の防御として使用されていた。『MS IGLOO』ではビグ・ラングに搭載され、敵部隊からのビーム攻撃に対して防御用に展開していた。

なお、『機動戦士Zガンダム』以降を含む宇宙世紀のガンダムシリーズには登場していない。宇宙要塞の攻略戦や大規模な艦隊戦が描かれなくなった事も要因と推測される。

Iフィールドバリアー
Iフィールドバリアー(アイフィールドバリアー、I-Field Barrier)は、『機動戦士ガンダム』への後付け設定として『ガンダム・センチネル』より登場する、防御技術の一種。ビーム偏向フィールドや対ビームバリアーとも呼ばれる。対ビームバリアーを略して単にビームバリアーと呼ぶこともあるが、下記のビームバリアーとは別の物である。

Iフィールドの斥力による効果をミノフスキーエフェクトと呼び、それを応用した技術である。Iフィールドを指向性を持たせずに機体全体を包むように発生させるとビームに対するバリアーになる。このフィールドを発生させる装置をIフィールドジェネレーター(I-Field Generator, Iフィールド発生器またはIフィールド偏向器)と呼び、防御兵器として搭載された。高出力の物であれば、戦艦クラスのビーム射撃をも無効化する反面、その原理上、実体弾には有効性が低い。後にIフィールドの技術を応用し実体弾を完全に防ぐことの出来るミノフスキーバリアーが開発された。

アニメ『機動戦士ガンダム』にて登場したビグ・ザムが初めて機体にIフィールドジェネレーターを搭載し、Iフィールドを発生させた。しかし、Iフィールドは基本的に機体表面ではなく機体周辺に発生させるものなので、ビームサーベルを使用しての近接攻撃や至近距離からのビーム射撃等、発生させたIフィールドと発生させている機体の間に侵入されてのビーム攻撃には全く作用しない。例えば、ビグ・ザムはGアーマーの突撃を受けたとき、ガンダムのビームライフルの連射によって脚の付け根を撃ち抜かれている。その欠点を補うため、サイコガンダムなどではかなり機体表面に近い位置で発生させるようになっており、リフレクターとの過渡期の技術であるといえる。

さらに、Iフィールドの展開には使用時に莫大なエネルギーを消費するので、搭載している機体の運用時間に非常な制約を課してしまう。もしくは、それだけのエネルギーを賄える機体でないと装備はできない。そのため、実用化されたのは一年戦争の頃と早かったが、当初はビグ・ザムやノイエ・ジールなど大型のモビルアーマーに搭載されるのみだった。ガンダム試作3号機 "デンドロビウム" は分類上モビルスーツにあたるが、搭載されているのは本体であるステイメンではなく、これが合体するオーキスと呼ばれるモビルアーマー大の超巨大付属パーツの出力によって成り立つため、ジオン系モビルアーマーの物と大差なかった。

従来型のモビルスーツとしてIフィールドジェネレーターを装備したのはEx-Sガンダムである。Ex-Sガンダムはコクピット周辺のみをカバーし、それもそのコックピット周辺にダメージが与えられると判断した時のみ瞬間的に展開するに留めている。νガンダムのフィン・ファンネルにはIフィールドバリアーの発展型である、フィン・ファンネル・フィールド(Fin Funnel Field)と呼ばれるものが搭載された。、四基のフィン・ファンネルをそれぞれ頂点とする四面体状のフィールドを形成しビームを防ぐ、技術的にはIフィールドバリアーとビームバリアーの過渡期にある技術であり、実体弾もかなりの程度防ぐことができた[要出典]。しかしフィン・ファンネルは、一部のニュータイプにしか操作できなかった。

その後、宇宙世紀0120年ごろになると同じくIフィールドを応用したビームシールドという技術が現れる。これはビーム自体を板状に展開させた盾で、これを用いることでほとんどのビーム兵器、及び実体弾をも防御できるようになり、Iフィールドバリアーの活躍する場面は消えていくこととなる。
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ただし、ビームシールドにも欠点はあったため、その後も完全に消えた訳ではない。ビームシールド技術が一般化した後にIフィールドバリアーを搭載したクロスボーン・ガンダムX3では、同系列の機体のビームシールドに変わる実験的装備として両下腕に装備された。しかし、両腕を合わせた稼働時間(片腕で105秒)より冷却時間(片腕で120秒)の方が長く掛かり、冷却中は使用不可能になるなど実用に耐えられるものではなかった。また、V2ガンダムのアサルトパーツには再び搭載されている。

Iフィールドは搭載機体によって、展開できる球面積、展開作動時間、機体装甲からの展開距離、そして耐久力など、様々な違いがある。

リフレクター
リフレクター(Reflector、レフレクターとも)は、アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』、雑誌企画『ガンダム・センチネル』より登場する、防御兼攻撃技術の一種。

リフレクタービットやリフレクターインコムの形式で武器として使用される。これはビットなどの装置の表面に瞬間的にIフィールドを形成しビームを逸らすものである。この逸らし方を瞬時に計算し、ビームを直角より鈍角に逸らす、または直角以下に反射させる。

ビームバリアー
ビームバリアー(Beam Barrier)は、小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』より登場する防御兵器である。

ビームサーベルやビームシールドと同じく、ビームの膜で造られた幕状バリアー(障壁)。MSとして最初期にビームバリアーを搭載した代表的機体がΞガンダムである。前後の空間に円錐状に展開したバリアーで機体を覆い、前面の空気と相殺させることで抵抗を軽減し、大気圏内での音速飛行を実現させた。

また、地球連邦軍はアデレード基地周辺にこの発生装置を配置し、誘導したΞガンダムが該当ポイントを通過する際、瞬間的に全電力を集中させることにより、Ξガンダムの捕縛に成功した。

ビームシールド
ミノフスキーバリアー
ミノフスキーバリアー(Minovsky Barrier)は、小説『ガイア・ギア』より登場する、防御技術の一種。Iフィールドによるミノフスキー粒子の制御を応用したバリアである。元々のIフィールドバリアーとは違い、ビームだけでなく実体弾にも完全対応しているのが特徴である。宇宙世紀の兵器ではないが似たような兵器では『機動戦士ガンダム00』のGN-005 ガンダムヴァーチェ等が持つGNフィールドが存在する。

メリットとしては、全方位に対する防御が可能であることが挙げられる。またミノフスキークラフト、ミノフスキードライブとシステムを大部分共有できるため、同時に搭載することができる。一方、ビームシールドやメガ粒子砲に比べて大きな電力を常に消費するために、大出力のジェネレータが不可欠なことがデメリットとなっている。またシステム自体も極めて高価かつ複雑なため、艦船や一部の試作機に搭載が限られる。

ミノフスキー物理学応用技術を利用した防御システムにはビームシールドがあげられるが、ビームシールドがビームサーベルの原理を防御に応用したものであるのに対し、こちらはメガ粒子兵器に使用されるエネルギーCAP技術の原理に近い。つまり機体を励起したミノフスキー粒子の場で包み込むことによりエネルギーCAP内部の状態を機体周囲の空間にフィールドとして維持し、その場における任意の座標でミノフスキー粒子を瞬間的に縮退させ、メガ粒子が生成される際に発生するエネルギーで攻撃を減殺するものである。

正暦時代のIフィールドバリアー
浮上・推進技術
ミノフスキークラフト
ミノフスキークラフト(Minovsky Craft)は、『機動戦士ガンダム』への後付け設定として『ガンダムセンチュリー』より登場する、浮上技術の一種。

ミノフスキー粒子の電気を格子状に整列させる特性による反発力を利用し、擬似的に反重力を発生させて物体を浮遊させる技術。ミノフスキー粒子が構成するエネルギーフィールドの上に物体を乗せる形で運用される。

ミノフスキークラフトにより大気圏内での大型戦艦やモビルアーマーの運用も可能になった。ホワイトベースやザンジバル、アーガマ、クラップなど宇宙・大気圏内の両方を航行する目的のある艦船や、アッザムやサイコガンダムなど航空機的な形状をしていないモビルアーマーに搭載された。重力をコントロールしている訳ではないので、移動する際には別に推進力を必要とする。

当初は、ミノフスキー粒子発生装置が大型のため、モビルスーツサイズでは収まらず、搭載できるのが艦船、モビルアーマーに限定された。のちに小型化され、モビルスーツでも運用が可能になり、Ξガンダム、ペーネロペーに採用された後、ガンダムF90Aタイプ、『ガイア・ギア』より登場する一部のマン・マシーンにも採用された。また、オプションとしてのユニットも開発されている。

ミノフスキーフライト
ミノフスキーフライト(Minovsky Flight)は、『機動戦士Vガンダム』より登場する、浮上技術の一種。

ミノフスキークラフトの簡易版ともいえる技術。ミノフスキークラフトは自らの機体がミノフスキー粒子を発出してIフィールド立方格子を形成するのに対し、ミノフスキーフライトではその場に既に存在するミノフスキー粒子を利用してIフィールド立方格子を形成するため、装置の小型化が可能である。ヘリコプターのホバリングのような機動を行うことも可能であり、柔軟な飛行性能を得られる。Vガンダムや、ゾロのボトムターミナルなどに採用されている。

ビームローター
ビームローター(Beam Rotor)は、『機動戦士Vガンダム』より登場する、浮上技術の一種。

ビームシールドの基部を回転させ、それによって生じるミノフスキー粒子の反発力を利用してIフィールド立方格子を形成し、それを揚力として用いる技術である。基本的にはミノフスキークラフトと同じで、それ自体に推進力は殆ど無い。ただしその揚力の発生する角度を変えてやることでわずかながらの推進力を得ることができる。ミノフスキークラフトと異なり高出力のジェネレーターを必要とせず、ビームシールドが展開可能な出力さえあれば通常のMSでも装備可能である。欠点としてはビームローター自体がビームシールドを兼用しているため、戦闘時に揚力として使用すると防御がおろそかになる点など。ザンスカール帝国がこの技術を利用し、モビルスーツの広範囲な展開を可能とした。

ミノフスキードライブ
ミノフスキードライブ(Minovsky Drive)は、『ガイア・ギア』あるいは『機動戦士Vガンダム』より登場する、浮上・推進技術の一種。

ユニット内部でエネルギーフィールドを発生させ、それによって生じる反発力を推進力として用いる技術。従来のロケットエンジンと異なり加速の際に推進剤が不要なため、推進剤による重量増加や推進剤切れによる加速時間の制限が存在せず、機体のエネルギーが続く限り無制限に加速が出来る。理論上は亜光速まで加速が可能。

時系列的に初めてミノフスキードライブを採用したのは『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場する戦艦マザー・バンガードで、建造は宇宙世紀0128年である。この技術は隠匿されていたらしくマザー・バンガード一隻のみに搭載され、通常時は従来型の熱核ロケットエンジンで航行を行っていた。なお、マザー・バンガードは木星帝国の策略により、連邦軍と戦闘となった際に多大なダメージを受け、乗組員を脱出させた後自爆している。

その後サナリィは『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』(宇宙世紀0136年)の時点でミノフスキードライブの小型化に成功し、実験用モビルスーツであるF99レコードブレイカーを完成させたが、敵の攻撃によって機体と研究データの全てが失われている。なお、マザー・バンガードの残骸を回収したアナハイム・エレクトロニクス社が、この残骸を利用したミノフスキー・ドライブ搭載の実験用モビルスーツ、『スピードキング(サナリィでのコードネーム『イカロス』)』を製造するが、ミノフスキー・ドライブを発生させる帆の部分にモビルスーツを接続させた簡易的な物で量産もされず、その後、戦闘により大破している。

その後『機動戦士Vガンダム』の時代(宇宙世紀0153年)になって再度の開発に成功し、V2ガンダムに搭載された。作品の発表としてはこちらが先となる。

未完成な技術ゆえに供給されたエネルギーの全てを推進力へ変換できるわけでなく、副産物として「光の翼」が発生する。実体化したビームはビームサーベルとほぼ同一であり、武器として使用する事も可能である。また、V2ガンダムは盾としても利用している事が確認されている。

駆動技術
フィールドモーター駆動
フィールドモーター駆動(フィールドモーターくどう、I-Field Motor Drive)は、『機動戦士ガンダム』への後付け設定として『ガンダムセンチュリー』より登場する、モビルスーツの駆動形式の一種。

ミノフスキー物理学を伴わない流体パルス駆動と対になる駆動技術である。ミノフスキー粒子とIフィールドの相互作用により間接部を駆動させる。流体パルス駆動に比べて高出力・高トルクだが、機器を小型化できる利点があったといわれる。ミノフスキー博士が地球連邦軍に亡命してから発明した技術のため、ジオン公国軍のモビルスーツにはほとんど使われていない。その後の地球連邦軍におけるモビルスーツの駆動形式の主流となり、マグネット・コーティングと相まってムーバブルフレームの発展につながった。

Iフィールドビーム駆動
Iフィールドビーム駆動(アイフィールドビームくどう、I-Field Beam Drive: IFBD)は、アニメ『∀ガンダム』より登場する、モビルスーツの駆動形式の一種。Iフィールドビームドライブともいう。マヒローが採用する人工筋繊維と並んで、設定上は未来世紀の時代に広く一般化し始めた駆動形式という事になっている。

機体表面にIフィールドで立方格子の梁を作り、それによって関節を駆動させる。∀ガンダムやスモーなどに採用されている。これらの機体の腕部や脚部などは内部に機械構造を持たない無垢の金属であり、外側から操り人形のように駆動する。このことによりジェネレーターの出力をほぼ全て武装に回すことができるため、低出力で高機動な戦闘が可能である。また、設定上は、ミノフスキー粒子が充満している場所ではミノフスキーフライトのように自由に浮遊し、行動することができるとも言われている。

また、Iフィールドビーム駆動に使われるIフィールドジェネレーターは、Iフィールドバリアーとも兼用となっている。この時代のIフィールドバリアーは、宇宙世紀のものと名称は同じでも、技術自体はミノフスキーバリアーからさらに発展したものであるといえる。基本的にビームにも実体弾にも完全対応している上に、攻撃にも使用される。例えば、腕部のIフィールドを展開させたまま殴りつけることにより、相手に大きな衝撃を与えることが可能となっている。

通信・探知技術
ミノフスキー通信
ミノフスキー通信(ミノフスキーつうしん、Minovsky Communication)は、『機動戦士ガンダム』への後付け設定として『ガンダムセンチュリー』より登場する、モビルスーツの通信技術の一種。

ミノフスキー粒子の立方格子を振動させて、情報を伝達する技術である。サイコミュによって制御され、ニュータイプの精神波の反応を伝える。この技術が初めて搭載されたのはエルメスである。この時、周囲のミノフスキー通信影響下にある人間に宇宙空間であるにもかかわらず「ラ……ラ・ラ……」という音を感じさせた。また、後にはエンジェル・ハイロゥにおいて地球圏全体に歌を響かせたこともある。

ミノフスキー干渉波探知システム
ミノフスキー干渉波探知システム(ミノフスキーかんしょうはたんちシステム、Minovsky Interference Wave Detection System)は、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』より登場する、モビルスーツの探知技術の一種。

ミノフスキー粒子の散布領域内に物体が存在した場合、Iフィールドの立方格子が崩れ、それが他のミノフスキー粒子に干渉して濃度の変化をおこす。これがミノフスキー干渉波である。電波障害の度合いを元にこれを検出分析し、物体の位置や大きさを判別するのがミノフスキー干渉波探知システムである。宇宙世紀0083年当時にはすでに存在したが、まだ発展途上の技術であり、物体の種類までは判断できず、ダミーとの区別も付かないという問題があった。

ミノフスキー・コントロール
ミノフスキー・コントロール(Minovsky Control)は『機動戦士Vガンダム』に登場する遠隔通信技術の一種。

ミノフスキー通信の応用技術で、装備間でミノフスキー粒子の光子振動を利用して通信を行うことにより、サイコミュに類似した機能を実現したものである。宇宙世紀0150年前後にベスパの旧サナリィの技術陣により開発されたとされている。この技術の確立により、従来はサイコミュ無しではレーザー誘導などを用いての簡便な遠隔制御しか行えなかったものが、MS本体から離れた装備に対してサイコミュを用いずに遠隔操作を行うことが可能となった。しかし複雑な操作はできず、またその扱いも難しいとされている。この時代においても遠隔操作の抜本的な問題は解消されないままだった。ゾロのボトムターミナル、ゾロなどの可変時のビームローターの空間移動、コンティオのショットクローの制御などに応用されていた。

その他
ビーム・フラッグ
ビーム・フラッグ(Beam Flag)は『機動戦士ガンダムF91』から登場するビーム応用技術。

ビームをモビルスーツの背面から旗状に形成する。ビームを利用し、かなり大きく展開されるため宇宙空間でも光り輝いて見える。騎士道精神を重んじるクロスボーン・バンガードならではの装備である。「ビーム」と名前がついているものの他のビームサーベルやビームシールドのような攻撃能力や防御効果があるかどうか劇中では描写がない。

主にベルガ・ダラスの背中に装備され、フロンティア4占領パレードの際のデモンストレーションとして使用した。

第7世代ミノフスキー物理理論による対モビルスーツ無力化兵器
第7世代ミノフスキー物理理論(7th-GMPT: Seventh Generation Minovsky Physical Theory)とは未来世紀時代に発展したミノフスキー物理学の理論であり、これにより従来のミノフスキー粒子の動きを全て停止させる技術が確立された。以後、従来のミノフスキー物理学を応用した技術は全て使用不可能になり、未来世紀におけるミノフスキー物理学は衰退したとされている。

『∀ガンダム』の舞台となる正暦時代に伝えられる黒歴史によると、この理論を応用した対モビルスーツ無力化兵器はネオジャパンが開発したというモビルアーマー・ウォドムに搭載されているという設定だが、『∀ガンダム』劇中では使用されていない。また、設定によれば∀ガンダムの建造時にも搭載が検討されたが、この時代には過去のものとなっていた技術を完全に再現させることができず、搭載が間に合わなかったため、急遽この兵器が搭載される予定だった位置にビームサーベルが設置されたという。

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2009年02月24日 18:42に投稿されたエントリーのページです。

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